メディアの報道によると、今年2月には米国の従業員の信頼感が再び低下し、なかでもテクノロジー業界の従業員の心理状況は最も低迷している求人・職場評価プラットフォームのGlassdoorが発表した最新の従業員信頼指数によれば、米国では自社の今後6カ月の見通しに楽観的な姿勢を示す従業員の割合が減少している同月、会社の将来性を前向きに捉える従業員は443%にとどまり、1月の459%を下回ったGlassdoorは報告書で、全体的な雇用市場にわずかな改善の兆しが見られるにもかかわらず、従業員の信頼感は依然として冷え込んでいると指摘している
全産業の中で、テクノロジー業界の信頼感の落ち込みは最も顕著だ過去1年間で、同業界の従業員の信頼感は71ポイント低下した2月にはIT関連の従業員のうち、将来を楽観視すると答えたのは478%にすぎず、1年前にはその割合が55%だったさらに、1月と比べても同業界の信頼感は16ポイント下がっているGlassdoorは、AIやデータセンターへの投資が急増しているものの、長年にわたるコスト削減や人員削減の影響から、テクノロジー業界の従業員は依然として先行きに慎重な姿勢を保っていると指摘しているなかでも、Blockやアマゾンが最近発表した大規模なリストラは、こうした不安感を一段と強めている
一方で、テクノロジー業界は、パンデミック期に過剰に採用された結果がもたらした影響をなお消化しつつあるまた、人工知能の進展は新たな不確実性を生み出しているAIツールがすでに一部のプログラミング作業の自動化を進めているため、これまで安定していたソフトウェアエンジニアの雇用見通しにも揺らぎが生じているそのため、AIの波を牽引する業界においてさえ、従業員は当面続く可能性のある“冬の時代”に備えているのだ