海外メディアThe Vergeの報道によると、ストリーミング大手のNetflixは、人工知能技術を活用した短編アニメーションコンテンツの制作に注力する新たな社内スタジオ「INKubator」を静かに立ち上げているという
最近公開された複数の求人情報からも、NetflixがINKubator向けにプロデューサーやソフトウェアエンジニア、CGアーティストなど、さまざまな専門人材を募集していることが明らかになっている同スタジオの長期的な技術戦略は、「生成型AIによるワークフロー、アーティスト向けツール、そしてスケーラブルでセキュアなマルチエピソード環境」の実現を明確に掲げており、単なる一時的な試験プロジェクトではないことを示している
さらに、ある求人情報では「当社の目標は、映画長編クオリティのコンテンツを開発することだ」と強調されているなお、NetflixはINKubatorの具体的な計画についてまだ公表しておらず、求人リストにはしばしば「INK」と略称される記載もある同社はメディアからのコメント要請にも即座に応じていない
INKubatorは、NetflixによるAI分野での初の取り組みではない今年3月には、ワーナー・ブラザースの買収を断念した後、ベン・アフレックが率いるAI映像技術企業Interpositiveを買収すると発表している
また、INKubatorの技術責任者を募集する求人広告では、同スタジオを「次世代のクリエイティブ志向型・生成型AIネイティブのアニメーションスタジオ」と位置づけ、さらに「革新と想像力豊かな物語づくりを融合させる」ことを目指すと説明しているこうした一連の動きは、NetflixがAI技術をコンテンツ制作の核心プロセスへと一段と深く統合しつつあることを示している