海外メディア「Business Insider」の報道によると、TikTokは最近、米国など一部の市場で短編ドラマ専用のコンテンツ枠へのアクセス入口を試験的に導入したのに続き、自社制作のドラマシリーズの準備を開始しているという同社従業員宛てのメールによれば、TikTokは今月、新たな短編ドラマの制作プロジェクトに向けて俳優の募集を始めたほか、ソープオペラ風の作品の企画を進めているとされているこの展開はかねてから準備が進められてきた可能性があり、昨年11月には米国で「TikTok Drama」という商標出願を行っており、これには「短編ドラマシリーズ、テレビ番組およびウェブシリーズ」の開発・制作が含まれている
現時点でTikTokの短編ドラマコーナーに掲載されるコンテンツはすべて第三者パートナーによるもので、約20社の短編ドラマ制作会社が「ミニプログラム」機能を通じてプラットフォームへ参画しているなかには、人気作品の中にはAI技術を活用してより奇抜なストーリーラインやアニメーションキャラクターを演出するものも登場しているこうした状況下で、TikTokが自らコンテンツ制作に乗り出すことは、既存のパートナー企業からの不満を招く恐れもあるとはいえ、同社はこれまでにも書籍出版やミュージシャン向けサービスといったメディア関連事業に進出してきたものの、いずれも当該分野のパートナーに対して実質的な脅威となる事例はなかった
今年に入ってから、米国市場における短編ドラマの人気は一段と高まっているストリーミングコンサルティング会社Owl & Coの推計では、ReelShortやDramaBoxなどの企業によって、このカテゴリはすでに14億ドル規模の市場へと成長している伝統的なエンターテインメント分野での出演者不足が深刻化するなか、一部の米国人俳優たちは短編ドラマへの出演を新たな収入源と捉え始めている一方で、Netflixやパラマウント、ディズニーといった大手メディア企業も、今年中にショート動画コンテンツの拡充を計画しており、アマゾンは今月、インド向けのストリーミングアプリで短編ドラマ機能のテストを開始している