3月18日、報道によれば、アリババはこのほど、企業向けのAIネイティブな業務プラットフォーム「悟空」を発表した同プラットフォームは独立アプリとして提供され、本日より招待制のベータテストが開始され、DingTalkに直接組み込まれる予定だというこれに合わせてDingTalkは全面的にCLI(コマンドラインインターフェース)化の改修を施し、悟空エージェントがDingTalkの各種機能をネイティブに操作できるようにすることで、「コミュニケーション即実行」を実現している
説明によると、悟空は企業内におけるユーザーのDingTalkアカウントやセキュリティアクセス権限、各種アプリケーションシステムとの連携をサポートする企業レベルのセキュリティと管理面では、プラットフォームに企業向けの実行環境が組み込まれており、AIエージェントが企業の権限ルールを自動的に継承すべての操作は安全なサンドボックス内で実行され、トークン消費量や関連コストも明確に可視化される今後、悟空はWeChatやSlackなど主流のIMプラットフォームとの連携も計画しており、PCやスマートフォンから遠隔で呼び出すことができるようになる予定だ
さらに、悟空はAIスキルマーケットプレイスを同時に立ち上げ、開発・審査・公開・配信に至るまでのフルスクラム体制を整備するとともに、オープンソースのスキル体系にも対応しているなお、3月16日にはアリババがAlibaba Token Hub(ATH)事業群を設立し、悟空事業部をその傘下に編入BtoB向けAIアプリの入口を構築する役割を担うとしている将来的には、淘宝、天猫、1688、支付宝、阿里クラウドなど、アリババグループのBtoBビジネス領域における各種スキルが順次同プラットフォームへ統合され、店舗の背景調査やネット全体での価格比較、オートメーションによる経営支援などに活用される見込みだ
加えて、悟空はOPT(ワンマンチーム)向けの業界別ソリューションを10種類発表し、第一弾としてEC、越境EC、知識系ブロガー、開発、店舗、デザイン、製造、法律、財務・税務、ヘッドハンティングの各分野を網羅したこれらのソリューションは、「シーン特化型スキルパッケージ+事前調整済みワークフロー+業界データの蓄積」を一括して提供し、ユーザーは主に意思決定と検収を担い、具体的な実行はAIが担当する仕組みとなっている従来の手法に伴う反復作業を簡素化し、業務処理の効率向上を図ることを目指している