12月17日、報道によれば、AMDの次世代Ryzen AI 400シリーズ(コードネーム:Gorgon Point)の情報が相次いで明らかになっていますそのうち、AMD Ryzen AI 9 465プロセッサを搭載したASUSのVivobook S 15(M5650GA)がGeekbenchのデータベースに登場しており、CPU性能は前世代のAI 9 365とほぼ同水準であることが示されています
これまでGorgon Pointに関する情報は、ドライバーやチップセットのサポートファイルにのみ散見される程度で、公開されたベンチマークデータはあまり多くありませんでした今回公表されたGeekbenchのスコアは、同シリーズのハイエンドモデルとしては初めての、比較的分かりやすい性能の実態を示すものと言えますスペック面では、Ryzen AI 400シリーズはCPUコア構成については全体的に大きな変化はなく、主な進化はAI処理能力に注力され、より高い演算性能を持つNPUによってAI TOPS値が向上しています
なお、一部のモデルではクロック周波数がわずかに引き上げられる一方で、NPUのみが強化され、その他の仕様はほぼ据え置きというケースもあります例えばRyzen AI 9 465は後者に該当し、10コア20スレッドの設計を維持したうえで、最大ターボ周波数は50GHz、さらに前世代と同じRadeon 880M内蔵GPUを採用しています
Geekbenchでのテスト結果では、Ryzen AI 9 465はシングルコアで約2,780点、マルチコアで約12,001点を記録しており、これはRyzen AI 9 365の過去のスコアと非常に近いものですただし、Geekbenchのスコア自体はプラットフォーム構成や冷却性能、消費電力設定などの違いにより同一モデル間でもばらつきが大きいため、平均的な水準で見ると、Gorgon PointにおけるCPU性能には目立った飛躍は見られません
現時点の情報によれば、Ryzen AI 400シリーズはCES 2026の開催期間中に正式発表される見込みですStrix Pointがコア数が3種類のSKUにとどまるのに対し、Gorgon Pointはラインナップを約7種類まで拡充する計画となっていますさらにKrackan Pointも含めると、Ryzen AI 300シリーズは実質的に6種類のSKUを擁することになりますAMDは新シリーズにおいて製品ラインアップの統一を一段と進め、全モデルを同じRyzen AI 400ファミリーに収める方針を打ち出しています