近日、アップル社はサポート文書を公表し、オーストラリアで最近発生した「技術的な不具合」により、一部の旧型iPhoneでは000番に電話をかけても緊急通報サービスに接続できない事象が確認されたことを明らかにしましたただし、同様の問題が再発する可能性は低いと強調しています
文書によれば、この不具合は主にiPhone XS、XR、11およびそれ以前の機種のユーザーに影響を及ぼしており、メインの携帯通信ネットワークが利用できない場合、他の利用可能なネットワークがあっても端末が自動的に緊急通報へ切り替わらない状態となります
なお、iPhone 12のユーザーは先週公開されたiOS 162のアップデートにより対応が可能であり、iPhone 13以降のモデルについては一切影響を受けないとしています
アップルは声明の中で、この問題が「特にオーストラリアの僻地に住むユーザーに影響を及ぼした」と述べていますが、具体的な原因については明らかにしていません携帯通信事業者らは今後のリスク低減に向けた対策を講じており、アップルは影響を受けたユーザーに対し、直接通信事業者に連絡してさらなる指示を受けるよう勧めています
一方、最近ではサムスン製スマートフォンでも同様の緊急通報に関する不具合が報告されており、問題が通信事業者のネットワークとの互換性に起因している可能性も指摘されています
アップルは、極めて稀なネットワーク異常時には旧型機でも同様の問題が生じる可能性があると明示しつつ、全体的なリスクは大幅に低下していると説明しています今回の事例は、古い機種における緊急通報サービスの信頼性への懸念を改めて喚起しており、とりわけ僻地に暮らすユーザーにとって、通信の安定性は極めて重要な課題となっています